GMC-4 assembler 7/22/2009 version 0.1 概要 学研 大人の科学 4ビットマイコン付録のGMC-4用クロスアセンブラです。 内容 このアーカイブファイルには、以下のファイルが登録されています。 readme.txt このファイル gmc4asm.exe GMC-4クロスアセンブラ本体 使い方 コマンドプロンプト上で実行するコンソールプログラムです。 Usage: gmc4asm [options] source-file source-file をアセンブルし、結果をコンソールに出力します。 例)gmc4asm test.gmc オプションには以下のものがあります。 -d: ダンプファイル "xxx.dmp" を生成する。 -s: FXマイコンシミュレータ用ファイル "xxx.fxp" を生成する。 ソースファイルの拡張子は何でもかまいません。(例:xxx.gmc 等) 生成されるファイルは、ソースファイルと同一ディレクトリに作られ ます。 アセンブラ文法 基本的に、GMC-4 / FX-マイコン アセンブラに準拠しています。 もし違っていたら、指摘していただけると嬉しいです。 注意事項) ・ 命令・数値などは大文字・小文字どちらも使用可能ですが、   ラベルは大文字・小文字を区別します。 ・ 0-9,a-f 一文字は16進数とみなします。   よって、a-f 一文字をラベルとして使うことはできません。 ・ ラベルには英数字、アンダースコア、+、-が使用できます。   先頭は英字もしくはアンダースコアで始まらなくてはなりません。 疑似命令 以下の疑似命令が使えます。 org <アドレス> オブジェクト生成アドレスを指定する。 dn <ニブルデータ>[,<ニブルデータ>...] ニブルデータを生成する。 ds <ニブル数> ニブル数分のデータを確保する。 <ラベル>[:] 現在のオブジェクトアドレスの値を持つラベルを定義する。 <ラベル>[:] equ <式> <式>の値を持つラベルを定義する。 end アセンブルを終了する。 ;[コメント...] コメントを記述する。 式 アドレス・データ部分には以下の式が使用できます。(優先度順) (1) ラベル・数値 (10進・16進)・$ (2) -数値 (3) 括弧 () (4) *,/ (5) +,- 例)start + (max * 10h) 数値: 10進と16進数が使用可能です。16進数の場合、一文字で記述するか、 50hのように数値+hの形で記述することが出来ます。 $: 現在のプログラムロケーションの値を取ります。 ラベル: ラベルはどこで定義されていてもかまいませんが、org 及び equ 疑似 命令で参照されるラベルは、使用する前に定義されている必要があり ます。 注意事項) ・ 演算時のオーバーフローはチェックされません。 ・ ラベルと+,-には一つ以上の空白を入れる必要があります。 制限事項 等 バグ・要望等 バグ・要望等は http://d.hatena.ne.jp/yasuho/ の当該記事に対する コメントでお願いします。 4ビットマイコン関連の記事: http://d.hatena.ne.jp/yasuho/searchdiary?word=%2a%5b4%a5%d3%a5%c3%a5%c8%a5%de%a5%a4%a5%b3%a5%f3%5d 変更履歴 7/22/2009 version 0.1 ・ 初期バージョン 免責 ・ このプログラムはフリーウェアです。 ・ このプログラムを使用したことによるいかなる損害も、当方は   一切責任を負わないものとします。